断熱材
高性能な断熱材:マシュマロ断熱の家
フォーム内のほとんどが空気でできた断熱材を用いた「マシュマロ断熱の家」は、確かな施工技術と高いレベルで実現する高気密・高断熱などにより、省エネ、静寂、長期耐久、健康的など、さまざまなメリットを生み出します。また、モコモコ泡がしっかりとしなやかに、お客様の住まいをガード。安心で安全、経済的で静かな暮らしを、長期にわたって見守り続けます。
|長寿命で健康的なマシュマロ断熱の家
フォーム内のほとんどが空気でできた断熱材を用いた「マシュマロ断熱の家」は、確かな施工技術と高いレベルで実現する高気密·高断熱などにより、省エネ、静寂、長期耐久、健康的など、さまざまなメリットを生み出します。「マシュマロ断熱の家」で使われる断熱材の素材「フォームライトSL」は、断熱材の中の空気が外気と置換しても、元々が空気のため、内部にガスを用いた断熱材と異なり、性能が劣化することはありません。
|50年以上の研究・開発実績
日本の木造住宅のために、日本の気候・風土に配慮した発泡断熱を研究してまいりました。発泡断熱に使用する薬剤は、日本の季節・その時期の温度等の条件も計算し、調合するように配慮しています。そのためマシュマロ断熱は、長期間、日本の木造住宅において優れた断熱性能を発揮できるのです。長年住む住宅だからこそ、安心して長持ちする断熱材を提供するために、我々は今も研究を続けています。
世界レベルの断熱窓
世界を代表するYKKの最高ランク窓APW330を標準採用
夏涼しく冬暖かい生活を実現するには、最も弱い窓の性能を上げることが重要です。一般窓の約3.4倍の断熱性能がある樹脂窓は、海外や厳寒の北海道では多く使われています。ですが、コストが高く、全国的に樹脂サッシ利用率は、わずか5%以下しかありません。世界レベルの窓ガラスが弊社なら標準仕様で建築可能です。
断熱性能最高等級のオール樹脂サッシとは。
フォルムでは内側も外側も樹脂を使った樹脂窓が標準装備となっております。中に入れるガラスはLow-E複層ガラスを使用。また、アルゴンガスやクリプトンガスなどガラスとガラスの間には断熱性能を手助けるガスを入れることも可能。オール樹脂の窓は、おもに北欧諸国など寒い地域で使われる事が多い断熱性に優れた窓になっています。価格も従来のアルミ+単板ガラスと比べなんと約3倍もします。そんな高性能樹脂サッシ窓が弊社では標準装備となっております
断熱性が高い「Low-E」ガラスを全室装備
紫外線も70%以上カット!
Low-Eガラスの「Low-E」は、Low Emissivityのことで翻訳すると「低放射」という意味になります。
一般的な1枚ガラスが放射率0.85程度なのに対し、Low-Eガラスは放射率が0.1以下にまります。この放射率が低ければ低いほど赤外線を反射させ、熱を通さないため断熱性が高いガラスの由縁といえます。またLow-Eガラスは紫外線も反射させるため、畳や家具の日焼けを防ぐ効果もあります。
夏の西日が入る窓にLow-Eガラスを用い、西日の暑さを和らげる効果もあります。
断熱性能
|そもそも断熱性能とは?
「住宅の断熱性能を一番に考えているんです!今の家は、結露が酷くて、エアコンの効きも良くない。。夏は涼しくて、冬は暖かい家にする事は、最優先事項です!」
こんな要望をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。では、「断熱性能」とはそもそも何を指しているのでしょうか。断熱材?窓?もちろん部材にこだわる事が重要ですが、その部材によって何を目指しているのか。そこを知る事が重要です。
|外皮性能とは?
建物の断熱性能を数値で表す事が可能です。この数値こそ「外皮性能」になります。外皮性能の計算は、建物の断熱性能を測る指標で、建築物省エネ法で規定されています。
外皮とは、建物の外部と室内の熱的境界線の事を指します。具体的には断熱材やサッシの部分が外皮となります。
住宅の外皮計算では、建物から熱がどれくらい逃げるのかを測るUA値(ユーエー値:外皮平均熱貫流率)と、冷房期にどれくらい熱が建物に入ってくるのかを測るηAC値(イータエーシー値:冷房期日射熱取得率)によって建物を表す事が可能です。
UA値
|省エネ基準
住宅・建築物部門のエネルギー消費量は、全エネルギー消費量の3割以上を占め、他部門に比べ増加が著しいため、地球環境問題の解決に向け、住宅においてもさらなる省エネ化が求められています。
住宅の省エネ基準は、省エネ法に対応して昭和55(1980)年に制定され、平成4(1992)年、平成11(1999)年に基準が強化され、平成25(2013)年には大きく改正が行われました。
|国内最高基準 断熱等性能等級4とは?
|UA値とは?
Ua値 = (各部の熱損失量の合計) / 延べ外皮面積
数値の評価としては、Q値やC値と同じく、値が小さければ小さいほど断熱性能が高いと判断できます。2013年からはQ値に代わってUa値が省エネルギー基準を達成しているかどうかの基準となりました。
C値
|家の隙間を表すC値
住宅の気密性、隙間を表す数値です。
数字が小さいほど気密性が良いということになります。単位は㎠/㎡。「相当隙間面積」とも言い、気密測定で計測された家全体の隙間面積(どれだけの空気が室内から外部に流出するか)を、住宅の延べ床面積で割って計算します。
次世代省エネルギー基準では、C値5.0cm2以下となるように規定されています。
|フォルムのC値は、0.5㎠/㎡
ZEHを超えるHEAT20住宅
|ZEHとは?
太陽光発電を活用し、消費エネルギー0を目指した住宅が近年良く目にするZEHです。ZEHは、NET Zero Energy Houseの略称で、日本の読み方ではネットゼロエネルギーハウスのことになります。略称での読み方は「ゼッチ」であり、こちらの方が知っている方も多いのでは無いでしょうか。
普段自宅で生活している時をイメージすると分かりやすいですが、私たちは、料理を作る時に使う電気料や、スマホの電気を使用したり、照明器具など様々なエネルギーを使用して生活をしています。
昔は、太陽光発電システムを使用しても消費エネルギーをゼロにすることは難しく課題でもありました。
しかし、現在では断熱性能を高めることも使うエネルギーを削減する事が大きく変わりZEH(ゼッチ)を叶える事ができるようになりました。
ZEH基準の外皮性能は、UA値0.60W/㎡Kです。弊社の注文住宅は、このZEH基準の0.6W/㎡Kの基準を標準の断熱性能で実現しております。
|HEAT20(ヒート20)とは?
断熱等性能等級4やZEHの基準を超えて、日本の断熱基準を世界レベルにしていくという考えを発表しているHEAT20。
HEAT20の公式HPを引用すると下記内容が記載されております。
「深刻化の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題 。その対策のために「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が2009年に発足しました。 HEAT20はその略称であり、呼称です。HEAT20は長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体です。」
HEAT20 公式HPより
|HEAT20住宅のメリット
HEAT20住宅のメリットとして、エナジー・ベネフィット(EB)とノン・エナジー・ベネフィット(NEB)に分けてメリットがあります。
|EB:省エネルギー性能
エナジー・ベネフィットとは、外皮性能が向上することによりエネルギー負荷が少なくなるメリットをさします。暖冷房は、1日1日ではコストメリットを感じにくいですが、生涯使用するエネルギーなので、ライフサイクルコストとして外皮性能の差は非常に大きくなります。
削減率ですが、HEAT20のG1グレードで、平成25年省エネ基準よりも約30%ものエネルギー削減を実現しています。G2グレードだと、約50%の削減となります。
|NEB:冬期間の室内温度環境
ノン・エナジー・ベネフィットとは、エナジー・ベネフィット以外の部分で、例えば住宅を高断熱化することにより、健康性(手足の冷えや肌のかゆみ、アレルギー性)や快適性、遮音性などの省エネルギー以外の効用のことです。
冬期間、住宅内の体感温度が15℃未満となる割合として、G1グレードだと約20%、G2グレードだと約15%になります。
HEAT20グレードの断熱性能にすることにより、光熱費を大きく削減し、厳しい真冬時でも体感温度を高い状態に保ち、健康で快適な住まいになります。光熱費用の違いは、数百万円の違いが出るケースも多くあるので、断熱性能UA値に優れた家づくりをする事が重要です。
|HEAT20住宅のUA値
HEAT20は、G1/G2/G3の3種類のグレードになっております。
それぞれのグレード別UA値(6地域)
- G1:0.56W/㎡K
- G2:0.46W/㎡K
- G3:0.26W/㎡K