建物価格:2,100万円
延べ床面積:106㎡
間取り:3LDK+フリースペース
お施主様コメント
浮造りの木の風合いも愉しめる。浴室からランドリールームまで一直線に配した水回りも
営業担当者を置かず、モデルハウスや華美なオフィスを持たないなど、コストカットを続けながら多くの実績を重ねてきたフォルム。かつて施主のMさんは、一番のこだわりであった第一種熱交換型換気システムを、予算内で実現する難しさを感じていた。「家族がみなアレルギー体質なので、花粉などを避けて窓を開けずに、室内をきれいな空気にすることは必須でした。数社に話を聞きましたが、なかなか厳しくて」。ところが、良い家を適正価格で届けたいという想いの同社ではそれが可能なことを知り、住まいづくりを依頼したという。さらに、無垢パイン材で浮造り仕上げとした足ざわりよい床が標準仕様で、「木の温もりのある空間」がテーマだったMさんにぴったりだった。完成した新居は、庇とロールスクリーンのあるウッドデッキが印象的。玄関を入ると、部屋の中まで見通せる透明のハイドアや室内窓などが、LDKとのつながりを感じさせる。リビング上の吹き抜けや視線が抜ける大きな窓など、開放感たっぷりでありながら、LDKは落ち着いた居心地のよさもある空間だ。また、洗面所の両側には、それぞれ脱衣室+浴室、ランドリールームを設け、使い勝手のよい水回りとした。「どんどん増えていく要望を理解してくれて、心地よく暮らしやすい住まいに仕上げてもらえました」と語るMさんだ。(リクルート取材より)
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日中は高窓からのやわらかい陽光が降り注ぐ、明るい吹き抜け。夜は、正面の間接照明とキッチンのダウンライトだけで落ち着いた雰囲気になるそうです。間接照明の下は、玄関ホールとつながる室内窓。天井から吊るしたグリーンが、庭の緑とリンクしています。
木の風合いを愉しみたいMさんご夫妻は、キッチンのバックキャビネットなども木目のものに。あらかじめ、どこに何を収納するか決めてからサイズオーダーしているため、使い勝手は抜群。右は、調理の合間に調べものや事務作業などができる家事コーナーです。
近くにトイレを設けたこともあり、フリースペースには手洗いを設置。1階の洗面室が混んでいる時には、こちらを使うこともできます。左の入り口はWICで、家族全員の服を収納するファミリークロゼットとなっています。
ゆったりとした玄関のそばには、LDKへ通じる透明のハイドアや、光を通す室内窓が。視線が抜けて開放感のあるスペースとなっています。。右にある天井までの収納は大容量で、玄関をいつもすっきり保つことができます。
黒のワントーンで仕上げ、軒裏や玄関ドアなどの木目をアクセントとしたシックな外観。正面に細い柱が見える部分はウッドデッキ。アプローチ沿いには、ソテツやオリーブなどMさん自らが植えたさまざまな樹木が並び、目を楽しませてくれます。